北海道の旅
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単純温泉 | 含有成分が少ない温泉。無色透明で肌触りがよく、癖がないので誰でも楽しめる。神経症や冷え性などに効能がある。道後温泉、下呂温泉、別府温泉などがこのタイプ。 |
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酸性泉 | 水素イオンを多く含む温泉。世界的には希少な温泉だが、日本には草津温泉や玉川温泉、川湯温泉など多数存在する。強い刺激があり、水虫や婦人病に効果。 |
硫黄泉 | 硫黄を多く含む温泉。玉子の腐臭に煮た独特の臭いがある。皮膚病、リウマチなどに効果がある。登別温泉、酸ヶ湯温泉など。 |
塩化物泉 | 旧名では食塩泉と呼ばれていた。保湿効果があり、打ち身や捻挫、冷え性に効く。日本では単純泉に次いで多い泉質で、城崎、熱海、指宿など各地に多数ある。 |
含鉄泉 | 総鉄イオンを多く含む温泉。鉄が空気に触れて酸化するため、水が赤褐色になる。貧血に効く。有馬温泉が代表的。 |
炭酸水素塩泉 | 陰イオンの主成分が炭酸水素イオンのもの。重曹泉と重炭酸土類泉に分けられる。重曹泉は美肌効果、重炭酸土類泉は炎症を抑える効果がある。 |
地図:金寄靖水氏の著書から借用 |    風水は、環境が人間に及ぼす影響を開運の観点から解き明かす、「環境開運学」と言うことができます。    風水では、「生気」という神秘的な力は人間と感応すると吉福をもたらすと考えられていて、地形、風や水の流れ、更に、方位などで、生気が淀みなく巡る場所を探ってきました。特に戦国武将たちは築城や城下町建設の際にこれを大いに活用したそうです。    例えば、徳川家康は、彼の側近で易学や風水に詳しい天台宗の僧天海(てんかい)の助言を用い、生気の流れを考えて江戸城を築いたことはよく知られています。現在の皇居ですね。    では、左の図で生気の流れを見てみましょう。 |
   大地から湧き上がる生気の流れを龍脈(りゅうみゃく)と呼び、その吹き出し口を龍穴(りゅうけつ)と呼びます。大地には血管のように気が流れていて、山や山脈はその気の流れが隆起したものだとされています。高く大きな山脈ほど巨大な龍が走っていると考えられています。    富士山から流れる龍脈は三方向に分かれます。一つは秩父・川越を経由する流れ、中間は、ほぼJR中央線に沿った流れ、三番目は横浜南部を通る流れで、行き着く先が皇居です。川越の喜多院も龍脈上ですね。    この図で明らかな様に、皇居は気の吹き出し口、つまり龍穴にあたり、関東最大の強い気を発する場所とされています。皇居全体が生気に溢れ、周囲を散策するだけでも、その気を受け取ることができるのだそうです。    明治神宮は戦国武将加藤清正の下屋敷跡(郊外に設けた別邸)です。生気活力の強さは当時から知られ、土地争奪戦の末、加藤清正が入手したと言われています。    パワースポットで有名な「清正井(きよまさのいど)」は明治神宮内の有料庭園見学コース菖蒲園の片隅にあります。澄んだ水が沸き出ている所が気の湧き出し口、竜穴です。 |
大国魂神 | [読み=おおくにたまのかみ]北海道の大地の神 国魂(くにたま)とは、神道の観念の一つで、国(令制国=りょうせいこく)または国土そのものを神格化したもの。国霊とも書きます。古来、国を治めるのは為政者だけでなく、その土地に鎮座する神の力も働いて成就されると考えられていたので奉祀されています。 |
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大那牟遅神 | [読み=おおなむぢのかみ]大国主命(おおくにぬしのみこと)の別名 「だいこくさま」と呼ばれて広く親しまれています。この他に、大国主神(おおくにぬしのかみ)または、大穴牟遅神(おおなむぢのかみ)、大穴持命(おおあなもちのみこと)、大己貴命(おほなむちのみこと)などは大国主の若い頃の名前。八千矛神(やちほこのかみ)の矛は武力の象徴で、武神としての性格を表します。 医薬の神としては、「因幡(いなば)の白兎」でご存知の通り、だいこくさまは大変優しく慈愛深く、人々に医療や禁厭(読み:きんえん 意味:まじない)の法を教えられたことから病気平癒・家内安全のご利益のある神様として信仰されています。 農耕・豊作の守護神として、 また、縁結び・福の神としても知られています。 |
少彦名神 | [読み=すくなひこなのかみ]国土経営や医薬・酒造の神 国造りの協力神であることから、常世の神、医薬・温泉・禁厭・穀物・知識・酒造・石の神など多様な性質を持つ。 酒造に関しては、酒は古来薬の1つとされ、この神が酒造りの技術も広めたとされるので、酒造の神とも呼ばれています。 |
令制国図:ウィキペディア令制国図より
注意:69-cは68-cの誤りと思われる
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   伽藍は、僧侶が集まり修行する清浄な場所の意味で、後には寺院または寺院の主要建物群を意味するようになりました。    伽藍を構成する主な建物として、俗世間との境界を示す山門、本尊を祀る本堂、仏塔、説教や講義の場である講堂、庫裏(読み:くり 意味:僧の住居)、食堂(読み:じきどう 意味:寺院の食堂)、鐘楼(読み:しょうろう 意味:かねつき堂)、東司(読み:とうす 意味:便所 [類語]東浄=とうちん、西浄=せいちん・せいじょう)などがあります。    これらの要素の名称、配置や数は宗派、時代によって異なり、単に多くの建築物がある大寺院を七堂伽藍と呼ぶこともあります。しかし、通常、上に示したような、寺院の主要な建物が七つある大寺院を七堂伽藍と呼びます。 |
   釈迦牟尼の「牟尼」は聖者の意味。仏教の開祖。釈尊(読み:しゃくそん)は釈迦牟尼の尊称。    インドのヒマラヤ南麓のカピラ城のシュッドーダナ(浄飯王=じょうぼんのう)の子。母はマーヤー(摩耶=まや)。姓はゴータマ、名はシッダールタ。    生老病死の四苦を脱するために、29歳の時、宮殿を逃れて苦行。35歳の時、ブッダーガヤの菩提樹の下で悟りを得る。    その後、マガダ・コーサラなどで法を説き、80歳でクシナガラに入滅。(読み:にゅうめつ 意味:釈尊の死、また広く高僧の死) |
《和歌》 | 【敷島の 大和心を 人問はば 朝日ににほふ 山桜花】 |
《仮名》 | 【しきしまの やまとごころを ひととはば あさひににほふ やまざくらばな】 |
《作者》 | 本居宣長 |
《意味》 | 大和心はどんな心ですかと人が尋ねたら、私は朝日に輝いて咲きにおう山桜の花のようなものだと答えましょう。「敷島の」は「大和」にかかる枕詞。「敷島」は日本の別称。 |
《背景》 | 寛政二年八月、宣長六十一歳の時の自画像に書いた歌。古代の日本の心を「直く清ら」であるとした作者の思いが表れた歌。 |
   軟水(なんすい)とは、カルシウムやマグネシウムの金属イオン含有量が少ない水のことです。WHOでは硬度120以下を軟水と定義しています。軟水は、腐葉土や泥炭層の間を流れて出来たような水のことで、目安としては、水100mlに対して炭酸カルシューム換算で10mg以下の水をさします。飲んだとき、まろやかな感じなのが特徴です。    日本の水は外国に比べて、硬度が低く、日本の水道水は、硬度80前後で軟水と言われています。日本では、沖縄本島や、関東地方の一部、福岡県の一部を除く地域の水はおおむね軟水に属します。ただし、関東地方や福岡県の大部分の地域の水は軟水の中では比較的硬度が高く、中硬水に分類されることもあります。    軟水は石けんカスが出来にくく、硬度60の水と硬度1の水では、石鹸を溶かす能力に2倍の差があるそうです。硬水に比べて泡立ちがよく、体を洗う時ぬめりを感じます。一般的に和食やコーヒー、お茶などの用途には軟水がよいとされています。また、金属イオンが少ないことから、染色にも良いとされています。    *炭酸カルシューム:貝殻やサンゴの骨格、鶏卵の殻、石灰岩、大理石、鍾乳石、白亜(チョーク)の主成分 |
特定名称酒名 | 使用原料 | 精米歩合 | 麹米割合 | 香味要件 |
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吟醸酒 | 米、米麹 醸造用アルコール | 60%以下 | 白米重量の15%以上 | 吟醸造り固有の香味 色沢が良好 |
大吟醸酒 | 米、米麹 醸造用アルコール | 50%以下 | 白米重量の15%以上 | 吟醸造り固有の香味 色沢が特に良好 |
本醸造酒 | 米、米麹 醸造用アルコール | 70%以下 | 白米重量の15%以上 | 香味色沢が良好 |
特別本醸造酒 | 米、米麹 醸造用アルコール | 60%以下または、特別な製造方法の説明を表示 | 白米重量の15%以上 | 香味色沢が特に良好 |
純米酒 | 米 米麹 | 要件なし 改正前は70% | 白米重量の15%以上 | 香味色沢が良好 |
純米吟醸酒 | 米 米麹 | 60%以下 | 白米重量の15%以上 | 吟醸造り固有の香味 色沢が特に良好 |
純米大吟醸酒 | 米 米麹 | 50%以下 | 白米重量の15%以上 | 吟醸造り固有の香味 色沢が特に良好 |
特別純米酒 | 米 米麹 | 60%以下または、特別な製造方法の説明を表示 | 白米重量の15%以上 | 香味色沢が特に良好 |
特定名称酒 | 日本酒といってもその種類はいろいろです。大きく分けると、「特定名称の清酒」と、それ以外の清酒を総称した「普通酒」の2種類です。特定名称の清酒は、8種類に分かれます。 |
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精米歩合 | 米の表層部には、たんぱく質、脂肪、灰分、ビタミンなどが含まれています。これらは清酒になるのに必要な成分なのですが、それが多過ぎると過活動を起こし、香りや味を悪くしてしまいます。そこで、精米によってこれらの成分を調整します。精米歩合60%とは、玄米の状態から40%削ったことを意味します。 |
醸造アルコール | 醸造アルコールとは、でんぷん質物や糖質物から醸造されたアルコールのこと。もろみにアルコールを適量添加すると、香りがたちスッキリした飲み口になります。しかし、白米の重量の10%を超えてはいけません。 |
麹米 | 白米に麹菌を繁殖させたもので、白米のでんぷんを糖化させる役割をします。特定名称の清酒における麹米の使用割合は、白米の重量の15%以上と決められています。 |
吟醸造り | 特別に吟味し、醸造することをいいます。丁寧に精米した白米を低温でゆっくり発酵させ、粕の割合を高くすることで特有の芳香を醸す製法のこと。多くの手間と高度な技術が求められます。 |
   世界遺産とは、地球が誕生してから今日まで、人類が営営と築き上げ、引き継いできた、世界に共有されるべき価値を持つ人類の貴重な遺産のことです。    世界遺産には、自然遺産、文化遺産、複合遺産の3つの分類があります。自然遺産は、顕著な普遍的価値を有する景観や絶滅危惧動植物の生息地を含む生態系が対象で、文化遺産は、建造物や遺跡を対象とし、複合遺産は、この両方を兼ね備えたものを対象とするものです。    ユネスコの世界遺産センターはこうした遺産を次世代に守り伝えていくため、国境を越えた協力保護体制を整備しています。 |